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花粉症

花粉症とは

花粉症症状でお悩みの方は、是非当院にご相談ください。

花粉症は、代表的なものとしてスギやヒノキなどの樹木や、ブタクサやアキノキリンソウなどの雑草、カモガヤやオオアワガエリなどのイネ科の花粉が目や鼻や口から入り、それらに対してのアレルギー反応をおこした状態を言います。

人の体は、異物が体内に入るとそれを攻撃し、体外に追い出そうとする免疫システムが働きます。

そのため、体内に入った花粉を免疫細胞が取り込み(食作用)、アレルゲン(アレルギーの原因物質=抗原)として認識し、抗体産生細胞がIgE抗体をつくります。

このIgE抗体がある一定量を超えるとマスト細胞がヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を放出します。

このヒスタミンやロイコトリエンによって、花粉症の方は原因となる花粉の飛ぶ時期になると、主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血、涙目、などの不快な症状に悩まされることになるのです。

関東、水戸近辺の主な花粉の飛散時期
  • スギ:1月下旬~5月上旬
  • ヒノキ:3月下旬~5月下旬
  • ハンノキ:1月中旬~3月
  • カモガヤ:4月下旬~8月
  • ブタクサ:8月~11月
  • ヨモギ:8月~11月
  • オオアワガエリ:5月~8月

気候変動などにより多少の誤差がありますので、ご了承ください。

花粉症の症状について

アレルギー性鼻炎:鼻水、くしゃみ、鼻づまり

アレルギー性鼻炎は、原因となる花粉の飛散時期にだけ症状がおこる季節性のもの(花粉症)と、ダニやハウスダストなどが原因となっておこる通年性があります。

ただ、色々な花粉に反応する人や、季節性と通年性の両方ある方もおり、一年中つらい症状に悩まされる方もいます。

花粉症による鼻の症状が長く続くと、副鼻腔炎(蓄膿症)を起こす場合や、またもともと喘息がある方は、喘息が悪化する場合もあります。

喘息の人の80%前後にアレルギー性鼻炎(花粉症)の合併がみられるとも言われます。喘息は、下気道(気管、気管支、細気管支)に炎症が起こり、鼻炎は上気道(鼻からのど、気管の入口まで)に炎症が起こる病気で、同じ気道に起こる炎症ですので、喘息と鼻炎は影響し合うと言われています。

鼻水・くしゃみ

アレルギー反応によりヒスタミンがマスト細胞から分泌されます。ヒスタミンは鼻水、くしゃみを起こし、花粉を体外に追い出そうとします。

鼻づまり

アレルギー反応によりマスト細胞からロイコトリエンが分泌され、この化学物質により鼻粘膜の血管が刺激され、鼻の粘膜の腫れや、粘膜の血管が拡張するため空気の通り道が狭くなり、鼻づまりになります。

アレルギー性結膜炎:目のかゆみ、充血、涙目

アレルギー性結膜炎もアレルギー性鼻炎同様、花粉がアレルゲン(アレルギーの原因物質)であれば季節性、その他のアレルゲンで起こす通年性があります。

ここでは、季節性アレルギー性結膜炎についてお話しましょう。

目の粘膜に付いた花粉に対し、アレルギー反応を起こし、目のかゆみ、充血、涙目になります。くしゃみ、鼻水、鼻づまりを伴う目のかゆみがあれば、花粉症の可能性がありますので、医師に受診しましょう。

花粉症皮膚炎

皮膚のバリア機能が低下し、そこに花粉が侵入すると、皮膚のかゆみ、赤み、あれを引き起こします。

他にも、のどのかゆみ、イガイガ感、咳、頭痛などがおこることもあります。

アレルギー性咽頭炎:のどのかゆみ、イガイガ感、せき

鼻水がのどの奥に流れ刺激となるケースや、アレルギー反応として、のどに花粉が付きイガイガ感や、のどのかゆみ、せきが出ることがあります。また、喘息がある方は、この時期に悪化しやすく注意が必要です。

当院には呼吸器内科がありますので、上記症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

頭痛

脳の酸欠

鼻水、鼻づまりにより十分に酸素を取り込めず酸欠に陥り、脳が酸素を取り入れるため血流を増やし血管を拡張させ、頭痛を起こすことがあります。

副鼻腔炎

鼻炎が長く続くと副鼻腔内に膿や細菌が貯留し、副鼻腔炎(蓄膿症)を起こすことがあります。それにより頭痛や頭重感が出るとされています。

ヒスタミン作用

アレルギー反応によりヒスタミンなど化学物質が分泌されます。ヒスタミンは血管を拡張させる作用もあるため頭痛が起こりやすくなり、また花粉症の不快な症状により、自律神経が乱れ不眠や頭痛につながることもあります。

花粉症の検査

治療の前に、アレルゲンの特定をするための検査(パッチテストや血液検査)を行います。

当院では血液を採取し、『非特異的IgE』というアレルゲン反応物質の量を調べる検査でアレルギー体質かどうかを診ます。

また、原因と考えられるアレルゲンを選んで調べる『特異的IgE』を行います。

花粉と一口に言ってもイネ科の飛散時期は初夏、雑草花粉のブタクサなどは秋頃が飛散時期のピークですが、それ以外の時も量は少ないですが飛んでいます。スギやヒノキの花粉は春先がピークと有名ですね。

自分がどの花粉に対しアレルギー症状を起こしているか調べ、治療、対策することで、症状を和らげることができます。

下記、当院で調べられる採血検査内容です。

特異的IgE項目

イネ科花粉
  • ハルガヤ
  • ギョウギシバ
  • カモガヤ
  • ヒロハウシノケグサ
  • ホソ麦
  • オオアワガエリ
  • アシ
  • ナガハグサ
  • コヌカグサ(属)
  • セイバンモロコシ
  • 小麦(属)
  • オオスズメノテッポウ
  • スズメノヒエ(属)
雑草花粉
  • ブタクサ
  • ブタクサモドキ
  • オオブタクサ
  • ニガヨモギ
  • ヨモギ
  • フランスギク
  • タンポポ(属)
  • ヘラオオバコ
  • シロザ
  • アキノキリンソウ
  • ヒメスイバ
  • イラクサ(属)
  • カナムグラ
樹木花粉
  • カエデ(属)
  • ハンノキ(属)
  • シラカンバ(属)
  • ブナ(属)
  • ビャクシン(属)
  • コナラ(属)
  • ニレ(属)
  • オリーブ
  • クルミ(属)
  • ヤナギ(属)
  • マツ(属)
  • スギ
  • アカシア(属)
  • クワ(属)
  • ヒノキ

また、花粉に限らず複数のアレルゲンを持っている場合もありますので、39項目を調べられる『View39』(View39構成アレルゲン表 参照)の検査もあります。

考えられる花粉の時期以外にもアレルギー症状でお悩みの方は医師にご相談ください。

※但し、必ずしもアレルゲン(原因)を特定できるとは限りません。それぞれの個人によってアレルゲンが異なっている場合や、アレルゲンがはっきりわからない場合もあります。

View39構成アレルゲン表
食餌系アレルゲン
卵白
オボムコイド
牛乳 ミルク
小麦 小麦
豆・穀・種実類 ピーナッツ
大豆
ソバ
ゴマ
甲殻類 エビ
カニ
果物 キウイ
リンゴ
バナナ
魚・肉類 マグロ
サケ
サバ
牛肉
鶏肉
豚肉
吸入系 その他のアレルゲン
室内塵 ヤケヒョウダニ
ハウスダスト1
動物 ネコ皮屑
イヌ皮屑
昆虫
ゴキブリ
樹木 スギ
ヒノキ
ハンノキ(属)
シラカンバ(属)
イネ科 カモガヤ
ブタクサ
ヨモギ
オオアワガエリ
空中真菌 アルテルナリア(ススカビ)
アスペルギルス(コウジカビ)
真菌その他 カンジダ
マラセチア(属)
ラテックス

アレルギーの病気について

花粉症の治療

花粉症の治療には、薬物による対症療法(症状を抑える)や、根本的に治す根治療法があります。

当院では、対症療法により症状の緩和を図ります。

アレルギー症状を抑える薬物療法として、抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、化学伝達物質遊離抑制薬などの内服薬や必要に応じて点鼻薬、点眼薬を処方します。

くしゃみ、鼻水には抗ヒスタミン薬、鼻づまりには抗ロイコトリエン薬が有効とされています。症状が重い場合には、ステロイドの内服や点眼薬を使用することもあります。

ステロイド剤(副腎皮質ホルモン)は、強力な抗炎症作用、免疫抑制作用があり、アレルギー症状やアレルギー反応そのものを強力に抑えます。

ただ、ステロイド剤には強い副作用があり、長期投与や大量投与により感染症にかかりやすくなったり、糖尿病、高血圧やむくみなど、また骨粗鬆症や筋力の低下、その他様々な副作用が起こる場合があるため、用法・用量をよく守る必要があります。

花粉症は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの鼻症状やのどのかゆみ、イガイガ感、せき、また人によって症状の出方が違う場合もあり、風邪と間違えやすくもあります。

2週間以上も症状が続く場合は花粉症の可能性もあります。

花粉症には花粉症の治療が必要ですので、症状を悪化させないためにも適切な治療を受けられるよう医師への受診をお勧めします。

当院は内科ですので、「最近、血圧が気になる。」や「この間の健康診断の結果で指摘されたところが心配…」などありましたら、花粉症に限らず併せてご相談いただけます。

また、呼吸器内科がありますので、アレルギー症状と思われる、のどのかゆみ、イガイガ感、せき等でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

セルフケア

花粉が体内に入る量をなるべくおさえることで、症状の緩和・軽減につながりますので、下記参考にして下さい。

  • 花粉飛散情報をチェックし、風の強い晴れた日はなるべく外出を控えましょう。また、雨の日の翌日も多く飛散しますので注意しましょう。
  • 屋外に出るときはマスク、帽子や花粉防止用メガネを利用。
  • ツルツルした服を着るなどし、また室内に入る時は玄関の前で花粉を払い、家の中になるべく花粉を入れないようにしましょう。
  • 帰宅したら、うがいや洗顔をし、洗眼薬で目を洗うと効果的です。
  • 鼻水を吸い込むことで、副鼻腔に膿や細菌が貯留し、副鼻腔炎(蓄膿症)を起こすことがあります。また、花粉がのどに行ってしまい、のどの症状を起こすので、鼻は吸い込まず、かむようにしましょう。
  • ストレスや疲労は症状を悪化させるので、十分な睡眠やバランスのよい食事をとり、体調を整えましょう。
  • 花粉飛散の時期は、洗濯物や布団を屋外に干すのは控えましょう。
  • こまめに掃除しましょう。空気清浄機も有効です。

花粉症症状で、お悩みの方は、是非当院にご相談ください。

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